とんそく!

調理場のラオウ、はっち

2006年09月13日 00:07


養豚部の先生から豚足が買えると聞いたので、
個人で買いました。

うまい!

焼肉屋やスーパーのより、
う~~~んと身の付きがよろしゅうございます。
あぶってから酢味噌で食べました。

プルプル、ねっとり、うまかったぁ~
今回、お店のように切ってない丸のままだったからか、
この足先からいつも農場で見ているブーちゃんの姿がリアルに思い起こされて、少し複雑な気持ちになりました。
その後、「全体」を食べなくちゃだめだよね、と思いました。

植物をみて、食べたらカワイそうだ、という感情はあまり生まれません。
魚や貝なども、自分で〆て食べられるくらいですから、平気です。
鶏は、思うけど、それほどでもありません。

人間とは遺伝子配列が遠いものの方が、
食べ物として、自然になるのかもしれません。

でも、哺乳類や大型動物になると、丸のままを見た時、
「食べる」ということへの抵抗が生まれるように思います。

常に命をいただいているんだ、ということに気付けるように、
傲慢に食べ物と向き合わないでいられるように、
生きていた姿とかけ離れた切り身ではなく、
その姿を知りながらも、尚、食べることができるように。

食べるって、重いなぁ~~~!

豚足にかぶりついて3口目くらいで、
今日はしみじみ思いました。



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