休みならでは

調理場のラオウ、はっち

2011年03月30日 15:15

今日はおいなりさーん。
おいなりさん大好き!
特に手作りのは別格ですな(・w・)

あいのうに来てから、調味料は最小限に素材の味で仕上げる、
ということに心を払うようになりました。
慣れてくると、意外と煮物なんかでもダシなし塩酒のみとか
醤油みりんのみでも十分おいしいものが作れることを発見。

そう思って見ると、世間のレシピは本当に砂糖の量が多い!
あと油やマヨも多いのねぇ~。
子供たちの好みの傾向もまるっきり一緒ですケド。
(ちなみに、ここで書いていることは調理員全員共通ポリシーではありません。
 363日×3食あるので、食べている生徒が飽きないように同じ献立でも
 4人の職員それぞれが自分の考え方で調理しております。念の為補足。)

あ、話がそれました。 で、今回はいつもと逆に、
こういうんははっきりした味の方がおいしいかな?と思って
砂糖をしっかり入れた味で作ってみました。色も濃い目。
(おにぎりは余っちゃた酢飯をにぎっただけ^^;)

出来立ては酢飯とのコントラストがはっきりしておいしかったけど、
片付け終わってから冷え切ったのを食べたらしょっぱかった!
皆が食べたのがおいしい時であることを祈る!


お汁も地味ながら実は普段できない一手間を。
菜花をおひたしにして花もそろえて予め椀盛に。

あとからかき玉汁を注いでいかにも春な仕上がりを目指してみました♪

いつもと違って、生徒への指示出しや
同時進行するあれこれに気をとられることなく
料理だけに心を砕ける時間を持つと、
「私は料理が好きなんだなぁ」と今更なことを知る。

いつも食べてくれてありがとー!
材料となった命よ、ありがとー。

あ、そういえば
数こなしていると、お握りもお稲荷さんも「握る」だなぁとしみじみ思いました。
今の時期だと、おはぎもあるし、
団子や餅や、日本はお米を丸めたり握ったりの文化圏なんやな、
ジャポニカ種に由来か、などとと思いを馳せられるのも、
料理に集中できる今だけの楽しみ。
韓国は巻くよね、東南アジアは粉にしちゃうし、面白いね!

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