あいのうレポート

新年度とか大晦日とか、こういう時は
私がやるべきこと、私しか出来ないことをきちんとやろう、
と、殊勝にも思うのですけど、
地道にがんばることの難しさ、というか、
己の心の弱さにあきれます。

昨年度１０月、学校で行われた佐藤初女さんの講演で、
毎日の暮らしの中で祈りを実践されていることをききました。

一つ一つを丁寧に行うこと。心を込めること。
信仰を持たない私でもしみじみと、
それこそ、あの講演以来、折にふれて思い起こします。

でも同時に知ってしまったのです。
私はどんな所作であれ
丁寧に集中して行うことが出来ないのだということを!!!
そしてそれは今を生きることが出来ないってことだということも。
常にここではないどこかに心を捉えられ、
気が散って気が散って仕様がないのです。
自分に、ハッキリと絶望しました。


このブログで、初女さんの講演のことを
アップしようとして出来なかったのは
あまりに私に影響が大きかったからだと思います。

しかもこんなことない！というくらい、講演中眠かったのです。
話を聞きたかったから、座ったら寝てしまうと思って
座らずにいても、激しく寝てしまいました。
自分でも理解不能・・・。

おきていた部分だけはその全部が印象的で
一言残らず聞こうとがんばりました。
今の私には影響力がありすぎるから
全部きいちゃいけなかったのかな？
とでも思わなくては納得できないくらいの睡魔でした。

でも少ししか聴いてないのに、これだけ、
未だに私を揺さぶっているのですから、
本当にそうだったのかもしれませんなぁ。
半年たっても、料理するたびに
いくつかのお言葉がよみがえりますから。


地道に真面目に暮らすのがこんなに難しいことだったのか
と、自分にがっかりしつづける毎日ではありますが、
ま、あまりカッコつけず、ぼちぼちやることにします。