新たな方法に進化したd(゚∀゚)b

調理場のラオウ、はっち

2012年03月15日 14:47

お昼ごはんにパンを出したよ!

学校でパンを日常的に焼くための方法を
細々と模索しているワタクシですが
最近この方法なら可能性高いぞ、という方法がわかってまいりました。

以下が、以前も上げた低温発酵法を利用しながら
焼く時期をコントロールできるやり方でござるよ。

設備がない所で一人で大量に作る時に
一番大変なところはなんといってもこね工程。
これを無しに出来るのが低温発酵のいい所。
最大のポイントは最初の水まわし。
こねない分、水を粉全体にしっかり吸収させます。
左は水まわし直後。右はそのまま放置した1時間後。

放っておくとじわじわと発酵を始めるので、1.5倍くらいになったらパンチング。
ガス抜いてまた放置、の繰り返しでグルテンを育てます。

左が3度めのパンチングを行なった後。
こねてないのに、ちゃんとむっちりモチ肌の生地に育ってます!
イーストの量が少なくて済むので、いやな臭みも残らないですし、
発酵がどんどん進んで目が離せない!時間通りにやらないといけない!
というプレッシャーから解放されるのが何より便利な方法です。
時間さえかければ酵母ちゃんがパン生地を育ててくれますよ!

右が第一次発酵終了の生地。約二倍に膨らんでます。

整形はこの形が一番ラクみたい。一人一個や二個で成形するのは
手間がかかりすぎるし、食パン型は方の準備や洗ったりが大変すぐる。
右が2次発酵終了。一本で約8人分でし。


この日は朝に生地を仕込んで昼に焼いて出しましたが、
夜仕込んで朝焼くためのアイデアと、
私以外のパン焼き慣れない人でも発酵状態やパンチングの
見極めが出来るようになるために、どうやって引き継ぐかが課題。
夜仕込むと、生地量が多いので、夜中に過発酵になっちゃうのよねぇ。

ま、ぼちぼちがんばりまっす。
あ、気になるお味の方ですが、皆さんに気にいって頂けましたよん♪

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