土日に、愛農会が主催する
ムラ作り全国フォーラムに行ってきましたよ。
愛知であったので、生徒も職員も参加しました。
生徒からはふっきゅん・さく姐・にゃにゃほ・
角ちゃん・ナックル・トヌの6名が参加でした。
日頃から好奇心旺盛で問題意識の高い子ばかりだったので、
大人向けの講演や分科会にも、難しい点は難しいなりに、
自分に引き寄せていい学びができたようでした。
これは夕飯のときの写真。あいのう愛知の流通センターに就職した卒業生たちが、会の手伝いをしていて頼もしかったです。
今回のフォーラムは「ムラ作り」がテーマです。
←クリックすると大きくなります
限界集落とは、高齢化が進み65歳以上の高齢者が
人口比率で住民の50%を超えた集落のことを指すそうです。
道路や農水路の管理、冠婚葬祭などの
共同体としての機能の維持が困難な集落で
20年、30年後には無くなってしまうかもしれない、
そんな、切実な問題をもった地域です。
山間地や離島などを中心に急増していて、
愛農生やOBの実家がある地域も少なくありません。
農業を考えることは農村について考えることでもあります。
愛農会にとっても会員である農家にとっても切実な問題で
フォーラムの講師や分科会テーマの選定も、
有名だからとか関係なく、今ココで、ムラ作りを考える上で
本当に必要な人たち・そしてテーマとなっていました。
それがとっても良かったです。
後日詳しく書きたいなぁと思っていますが、
高校の栄養士という肩書きの自分とは、
一見遠いところにあるようなテーマが、
実は自分にとって必要な視点だったのだということがわかり
とてもよい刺激になりました。
自分自身をいろいろ整理できました。
私は
長野県阿智村の役場の方がアドバイザーの分科会に
参加したのですが、村の自治に対する様々な努力や理念、
そしてそれを支える職員の方の心意気がすばらしかったです!
お話を聞いたり質疑応答する中で、常に
『お前はどうなんだ?』とつきつけられていたように思います。
茨城大の中島教授による基調講演も興味深く、
あと3倍くらいの時間聞いていたかったです。